札幌の雪事情

2024年12月01日

762

札幌の雪が積もっている期間は、例年11月下旬から4月上旬までということが多いです。

根雪(解けずに続く雪)が定着するのは12月初旬が平均で、積雪が完全に消えるのは4月の中旬から下旬が一般的です。

2023年の札幌における根雪の初日は、12月11日と記録されています。

この日以降、積雪が一度解けることなく続き、根雪として定着しました。

平年の札幌の根雪初日は12月6日とされており、昨年は少し遅めでした。


詳しい時期

1.積雪がピークとなる期間

 1月から2月にかけて、最も雪の量が多くなる時期です。

 この間、積雪深が1メートルを超えることも珍しくありません。


2.雪解けの進行

 3月中旬以降、気温の上昇に伴い雪解けが始まります。

 ただし、夜間の冷え込みで再び雪が凍ることもあります。

 4月に入ると、市内の主要な道路や市街地では雪が消えることが多くなりますが、

 郊外や日陰の多い地域ではまだ雪が残る場合もあります。


3.完全に雪が消えるタイミング

 札幌市内で「無積雪」の状態が観測されるのは、例年4月中旬~下旬頃です。

 平年値では、積雪の終日(雪が完全に解けた日)は4月6日頃とされています。


気候変動や年によって時期が前後するため、具体的な雪の状況はその年の気象条件に左右されます。

個人的には根雪は遅く、雪解けは早く、積雪は少ないといいなと思います。