循環が悪くとも

2024年12月06日

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物価高が聞こえるようになってしばらく経ちますが、
いまだ値上げのニュースは絶える事はありません。


企業や店も我慢や努力を重ね、何とか負担を小さくするよう取り組んでいますが。
値上げせざるを得ない状況は続いています。


消費者としても値上げは仕方無い、と受け止めている声が多いように思われますが
実際の行動ではどうでしょうか?
馴染みの飲食店が値上げをして、その訪問回数は変わりませんか?
減っている方が大多数だと思います。


値上げをしても回転数が減ってしまえば利益は減ります。
特に薄利で営業していた店は、値上げをしてこれまでと同じ利益であっても、
回転数が減るので結局利益が圧縮、いわゆる詰み状態になってしまいます。


あの老舗が閉店、好立地にあったあの店が閉店などの話を聞く事が多くなった気がしますが、
理屈を考えるとそりゃそうだ、と言えそうです。


お店の閉店や運営会社の変更などがあれば、一定数の方が職を離れる事になります。
ではその方々のその後はどうなっているのでしょうか?
調べましたがそういった情報はあまり出てきませんでした。


ただ少ないながら得られる情報からは、受け皿自体は無い訳では無いようです。
代わりに今まで享受できた自由や報酬と同じ状況にはならないのではないかと見られます。


スポーツで言う戦力外を出されてしまったのですから仕方のない事です、
そうなってしまったからには考え方を変えるしかありません。


苦しい話題が多いご時世ですが、嘆いて変わらないのであれば、
自ら変わっていく他ないのです。