住宅ローンの支払いが出来なくなっている人が増えている

2024年02月11日

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 住宅ローンは長期間にわたる返済ですから、借り入れた時の状況では返済計画が大丈夫であっても、後々不測の事態で無理が生じる事もありえます。

また慎重な計画を立てずに借り入れてしまったために、返済が困難な内容でローンを組んでしまっているケースもあります。


 住宅ローンの支払い期間は、(金融機関にもよりますが)最長期間で35年、完済時年齢の上限を80才と規定されている事が多いようですが、

最近では最長期間を40年、完済時年齢上限を85才とする所も出てきているそうです。

 しかしながら80才まで返済を続けるプランを選択したとして、この年齢まで勤務を続ける事は現実的ではなく、

年金からの支払いをする事になれば、これまでの様な収支計画では返済はうまくはいかないでしょう。


 そのため、本来は若いうちからローンを組むか、期間を短くして組む、繰り上げ返済を予定しておくかの選択をする事となるはずです。

過去統計調査では35年まででローンを組むケースは10%ほどで、30年以内で組んでいるケースが70%強と圧倒的でしたが、

近年の家計・経済状況から長期間返済、若年層時からローンを組む事が困難などの状況が有り、結果支払いに困難を来すケースが増加しています。