売却してもローンの残額が支払えないとしても
2024年03月01日
住宅ローンが残る状態での売却は出来ないという説明をしましたが、可能なケースがあります。
金融機関の同意がある場合です。
金融機関が抵当権を主張して、自由な売却を認めないと競売になりますが、そうなると一般的な売却に比べ売却額はかなり安くなってしまいます。
売却額が安くなれば、回収できる金額も少なくなると言う事ですから、実は金融機関にとってもあまり好ましい事ではありません。
金融機関も、少しでも多く回収できる提案の方が受け入れやすいのです。
このように金融機関の同意を取りつけ、自身の意向により売却を行う事から、任意売却と呼ばれます。
強制的に売却となる競売と比較しこのように呼ばれています。