期限の利益の喪失をへて一括請求に
2024年03月26日
住宅ローンなど、借りたお金を分割して返済する事が出来るのは、期限の利益という、
返済者が分割で支払いをする権利を、貸した側が容認しているからなのです。
だからと言って、時期や金額を勝手気ままに返済されては、貸した側もたまったものではありません。
毎月〇日までに、〇円を支払う、と言う約束が履行される事の前提の上に容認されるものなのです。
滞納が続いている以上、この約束が反故にされている状態となっていますから、
当然金融機関としては期限の利益は無くなった、喪失されましたから一括で返して下さい、と要求する事になるのです。
この時点で分割支払いは出来なくなります。